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Montse Marí
モンセ・マリ
関西カタルーニャセンター代表。
1986年、日本スペイン文化経済交流センター エクステンションを創立し、現在も代表を務める。
1998年、カタルーニャ州議会によって承認を受け関西カタルーニャセンターを設立、同館長。
文化振興、国際交流への貢献を認められ、1998年にはバティスタ・イ・ロカ賞を受賞。

JAPÓN, NO TE OLVIDAMOS
‐日本のこと、忘れてないよ‐

2012年02月

2011年3月11日の東日本大震災で被災した子どもたちを支援するチャリティーイベント

関西カタルーニャセンター主催
日本スペイン文化経済交流センターエクステンションの協力で実現

東日本大震災では、1295人の子どもたちが両親のいずれかを、229人の子どもたちが両親を失いました。

 関西カタルーニャセンターは、 JAPÓN, NO TE OLVIDAMOS –日本のこと、忘れてないよ- というタイトルを掲げ、3月11日の東日本大震災で被災した子どもたちを支援するチャリティーイベントを去る10月にバルセロナで開催しました。同プロジェクトは、主催団体である関西カタルーニャセンターの他、日本スペイン文化経済交流センター エクステンション、トルコ航空をはじめとする、日本やスペインの多くの企業や団体の協力を得て実現したものです。

 日本で起きたこの災害に心を動かされ、自分たちに何かできることはないかと望んでいたバルセロナの多くの人々が、音楽とダンスの専門学校Escuela Luthier de Música y Danzaで開催したこのイベントに積極的に参加しました。

 チャリティーイベントは、ダンスショー、室内楽コンサートに加え、日本文化にまつわる8つのワークショップから構成されました。パトリック・アルバレスとマリア・二ノットによる「日本の装丁」、語学学校キングスブルックによる「旅行のための日本語会話」、モンセ・マリによる「“和の精神”による日本の礼儀作法」、カタルーニャを代表する作家テレサ・ドゥランとミケル・デスクロットによる「カタルーニャ文学と日本文学の比較」、アレックス・F・デ・カストロによる「日本とのビジネスにおける文化の相違」、ジョアン・スレーによる「大野一雄の舞踏への招待“魂の舞踏”」、藤間勘素櫻による「日本舞踊入門」、詩人として高い人気を誇るジュゼップ・ペドラルスによる「カタルーニャ語で俳句をつくろう」といった多彩な内容で開催されました。なかでも「カタルーニャ文学と日本文学の比較」では、カタルーニャではじめて、日本を代表する作家であり詩人である谷川俊太郎氏の作品を紹介する機会に恵まれました。

 ダンスショーにおいては、タップダンスグループのTAP OLÉ、大野一雄氏の弟子であるジョアン・スレー、2007年スペイン国民舞踊賞を受賞したカルメン・ワーナー、日本舞踊とフュージョンダンスのスペシャリストのハイジ・ダーニング/藤間勘素櫻など、多くの著名なダンサーが関西カタルーニャセンターに力を貸してくれました。

 室内楽コンサートは、当イベントの会場でもあるEscuela Luthierで音楽を学ぶ子どもたちからの日本の子どもたちへの贈り物として行われました。田中智子、堀川仁美、古川桃子、黒田明子といったバルセロナ在住の日本人アーティストの他、アルナルドゥール・アルナルソン、サダヒロ・オ―タニ、ベアトリス・カンブリルス、エバ・ピレキー、ピラール・ロペス・カラスコなどのアーティストがコンサートに華を添えてくれました。

 この他、多くの企業、団体から寄せられたすばらしい賞品が当たるチャリティー抽選会も行われ、参加者は70以上にのぼるすばらしい賞品を手にしました。

 これらのプログラムで集まった義援金は日本赤十字社および日本ユング心理学会(AJAJ)、日本箱庭療法学会に送金されます。

文・写真 モンセ・マリ
Montse Marí



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