第一回全国学生フラメンコ大会を終えて

2012年11月

 去る9月17日、京都外国語大学の森田記念講堂にて、第一回全国学生フラメンコ大会が開催されました。

 本大会は、同大学にあるフラメンコ同好会Girasolが、スペイン語学科とともに開催した、全国で初めての学生フラメンコ大会です。第一回目の今回は、6つの大学から約30人が出場し、日頃の練習の成果を発揮して、集まった300人余の観客を魅了しました。

 私たち京都外国語大学フラメンコ同好会Girasol(スペイン語で、「ひまわり」の意)は、部員数7名の小さな団体です。全国規模のフラメンコ大会を主催するには、15人以上の部員を抱える団体が指揮をとるものだと思っていました。しかし、今回私たちがこの全国学生フラメンコ大会を開催しようと考えたのは、ほかでもない自分たちのためでした。

 私たちは昨年まで毎年、三重県のパルケ・エスパーニャで開催されていたフラメンコ大会"Fiesta de Flamenco"に参加していました。夏休みの思い出といえばFiesta de Flamenco!と言うほど、この大会に向けて練習に明け暮れました。しかし、残念ながら私たちは一度も入賞を果たすことができないままでした。大会が終わった後には涙が溢れるほど悔しく、この大会で賞を獲得することは、いつしか大きな目標となっていました。

 しかし、今年3月に大会が開催されない旨の通知を受け取り、突然その目標が消えてしまいました。それに代わる大会も見つからず、これから何を目標に部活を続けていけばいいのだろうかと悩んでいました。そんな時、顧問の先生から「それなら、自分たちで大会を作ったらいいじゃない」と言われたことをきっかけに、部員一丸となって準備したのが今回の、第一回全国学生フラメンコ大会です。

 準備で苦労したことと言えば、参加校集めと観客集めです。参加校への呼びかけは、まったくのゼロからのスタートでした。インターネットでフラメンコ部のある大学を検索したり、他大学の知人・友人に尋ねたりして、参加を呼びかけました。また、多くの方に大会の事を知って頂くため、大学近辺の駅やお店にポスターを貼らせてもらったり、大学の企画広報部を介して京都新聞に取材していただいたりしました。出来る限りの準備をしたものの、反省点は多く、開演まで何人のお客様に足を運んでいただけるのか、不安で一杯でした。

 そして当日、フラメンコ愛好家の方々をはじめ、地元の方も大勢集まってくださり、大会は盛況のうちに無事終えることができました。参加者の中には、当日体調が万全でなかった方もいましたが、皆、精一杯輝くことができたのではないかと思います。

 この大会は、私たちだけでは実現することはできませんでした。とりわけスペイン語学科長の坂東先生には、貴重な時間を割いて様々な準備をしていただきました。山本秀実先生、阿藤久子先生、カルメン白鳥先生は審査員として大会に華を添えてくださいました。また、当日は、スペイン語研究会の皆さんをはじめとする多くの方にバックアップして頂きました。心から感謝しています。

 この大会を企画、開催する中で、私たちは、多くを学び、また同時に多くの課題を見つけることが出来ました。来年は、更にたくさんの方にフラメンコを知ってもらうためにも、今年よりもっともっと見応えのある大会にしたいと思っています。是非見に来てください!

文 京都外国語大学フラメンコ同好会Girasol



【第1回全国学生フラメンコ大会結果】
第一位 京都外国語大学フラメンコ同好会 Girasol
第二位 日本学生フラメンコ連盟FLESPON関西支局有志
第三位 神戸松蔭女子学院大学・神戸大学 El aire
審査員特別賞 山崎桃子(神戸松蔭女子学院大学)
審査員特別賞 國本里香(京都外国語大学)


京都外国語大学フラメンコ同好会 Girasol