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Autor del artículo

Yuji Shinoda
篠田有史
しのだゆうじ
1954年岐阜県生まれ。フォトジャーナリスト。
24歳の時の1年間世界一周の旅で、アンダルシアの小さな町Lojaと出会い、以後、ほぼ毎年通う。その他、スペイン語圏を中心に、庶民の生活を撮り続けている。

【写真展】 スペインの小さな町で(冨士フォトサロン)、遠い微笑・ニカラグア (〃)など。

【本】 「ドン・キホーテの世界をゆく」(論創社)「コロンブスの夢」(新潮社) 「リゴベルタの村」(講談社)などの写真を担当。

cazuela

アンダルシアのトピックスを世界に配信する 「historias de LUZ」

2014年05月

 ネット上に、アンダルシアのトピックスだけをビデオ配信するユニークなサイトがある。「historias de LUZ (Andalusian STORIES;英語版)」である。文化から社会問題、観光まで様々な興味深い話題を独自に取材し、5分に編集して月から金まで毎日2本、週10本流している。すべて無料で見られ、自由に使用することも出来る。このビデオを制作しているのは、セビリアにある「ALMA」という会社。Vodafoneからの広告収入だけで運営している。正社員は3人だが、その他、カメラマンなど17人のスタッフがいる。

 オフィスは、新市街のビルの5階にある。訪ねると数人のスタッフが編集作業をしていた。その奥に、ガラス張りの社長室がある。アルベルト・マルティン・ロペス(48)が、この部屋の主であるが、ほとんどここにはいない。大抵は忙しく飛び回っている。

 実は、彼とは35年来の友人である。つまり、彼がまだ子どもの頃からのつきあいだ。高校時代には生徒会長で、町(LojaというGranada県の小さな町)のサッカーチームの選手で、さらに地方ラジオの通信員でもあった。その後マドリッドのコンプルテンセ大学でジャーナリズムを学び、 卒業後はLojaに戻って月刊の新聞を創刊したりしたが、しばらくしてアンダルシア州政府の広報部に職を得てやっと落ち着いた、と思っていた。が、数年前に突然辞めて「ALMA」を作った。携帯を使った情報発信ということ以外、一体何をやるつもりかよく分らなかったが、それがやっと形になった。2011年12月に始まった「historias de LUZ」である。スマホ全盛の時代にはタイムリーなアイデアだ。

 紆余曲折したが、アルベルトもようやく自分の道を見つけたような気がした。 といっても、また新しいことを始めるような気もする。

 今のところ「historias de LUZ」は西語・英語版しかないが、6月には仏語・独語版もできる。ぜひ日本語版も作りたいと助言を求められた。興味のある方は 是非一報を。

文・写真 篠田有史



アルベルトとスタッフたち。
昨年、アンダルシア・ジャーナリズム賞を受賞した。



「historias de LUZ」のロゴ 



同じやり方にこだわるな、できなくてもあきらめるな」社のモットー



撮影してすぐ編集する



カメラマンの一人は、アルベルトの甥