acueducto.japon facebook acueducto.japon facebook



西宮市国際交流協会
スペイン語おしゃべりの会活動のご紹介

2014年02月

 年の瀬が押し迫った昨年12月15日、スペイン、Segovia出身で神戸市立外国語大学スペイン語学科教授のMontserrat Sanzさんによる、Costumbres sociales, familiares y religiosas en la Navidad española (スペインの社会、家庭、宗教から見たクリスマスの風習)というテーマで、おしゃべり会が行われました。  今回の講師、Sanzさんは11月2日に西宮市の国際理解講座「最も不思議な神秘、最も不思議な発見」副題~第二言語の習得について~と題して流暢な日本語で講演をして下さっています。西宮国際交流協会の「ふれあい通信」(9月20号)の中でインタビュー「ただいま活躍中の外国人」シリーズに登場され、更に神戸新聞にもご自分の子供が近所の公園での経験した出来事から感じた日本人の親に対するちょっと辛口で率直な意見を投稿されたりしておられ、大学だけでなく多方面でご活躍です。

 本誌にもたびたび寄稿されておられるので、ご存知の方も多いかと思います。日本語が堪能で様々な場所で講演されていますが、『スペイン語で講演するのは久しぶりです』と、先ず参加者を笑わせ、リラックスした雰囲気の中でCharlaが始まりました。

 お話の内容は幅広く、先ず歴史的視点からキリスト教のプロテスタントとカトリックの宗教面での基本的な相違点について説明があり、次いでクリスマス前から年明けまで動画を使っての一連の関連行事の紹介には臨場感がありみんなを惹きつけました。

 宗教のテーマについては馴染みの無い方もよく理解できるよう、お話が終わった後に簡潔な解説のレジメが配布されました。

 スペインでも若者の宗教離れが顕著で週末のミサで教会に行くのは殆ど高齢者が中心のようですが、殊にクリスマスの行事となると、今の経済的不況などものともせず、国を挙げて老いも若きも盛大に祝い、楽しむとのことでした。特にクリスマスシーズンには何にも増して宝くじが大人気で、仲間内で籤を買う人が多く、運良く当たればその仲間で分け合うのが一般的だそうです。

 スペインのクリスマスの歌、踊り、花火などのイベント、飾り付け、食べ物などを映像、音声を駆使して教えていただき、参加者を一足早いクリスマス気分に誘い、楽しい気持ちにさせてくれました。地域によって祝い方に違いがあるそうです。参加者の方は、日本で見られるような商業主義的なクリスマスの祝い方ではなく、本来の宗教的で家族的なスペインのクリスマスを是非体験したいと思われたことでしょう。

文・写真提供 谷善三




スペインのクリスマスについて、写真や動画などを
使いながら、楽しくお話して頂きました。