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FEDELE
ANNUAL MEETING 2012

2012年11月

 言語を最も効率的に習得する方法は、その言語が話されている国で学ぶことであるのは言うまでもありません。スペインでスペイン語を学ぶことは、言語を学ぶだけではなく、ヨーロッパという地域を実際に肌で感じ、政治、教育、文化、社会的事情を理解するのを容易にします。

 スペイン語学校協会(FEDELE)は、スペインにおける質の高い語学サービスの提供をミッションの一つとしています。FEDELEは6つの協会から構成され、それぞれが独自の行動規範を有していますが、共通のガイドラインや教育規範も共有します。現在、FEDELEの傘下には86のスペイン語学校が登録し、ア・コルーニャ、アリカンテ、アビラ、バルセロナ、カディス、カステジョン、グラナダ、ギプスコア、テネリフェ、マドリッド、マラガ、ナバラ、サラマンカ、セビーリャ、バレンシア、バジャドリッド、ビスカヤなどの都市でその活動を展開しています。

 FEDELEの運営が始まった90年代、最初のスペイン語学校がアンダルシアで創設されました。以後FEDELEは、スペイン語学校が受講者に質の高い語学サービスを提供しているかを認定する重要な役割を担ってきました。一定の基準を満たす学校にFEDELEが付与する認定証は、スペイン政府管轄のセルバンテス協会(Instituto Cervantes)が公認したものです。つまり、FEDELEに加盟するスペイン語学校は、セルバンテス協会の証明書発行機関が要求する厳格な認定基準を満たさなければなりません。これらの認定証の価値と評価は、スペイン国内にとどまらず、国際的に認知されたもので、FEDELEに加盟するスペイン語学校の高い教育サービスを裏付けるものとなっています。

 FEDELE認定のスペイン語学校は、加盟後も、学校の設備、語学講師、カリキュラム、宿泊施設、サポート、活動、保険等の各サービスにおいて、CARTA DE CALIDAD(認定書)に示された教育ガイドラインを遵守します。また、CARTA DE CALIDADは、消費者保護法(2007年11月16日付勅令)に準じています。

 FEDELEは毎年、プロモーションの一環として、セルバンテス協会やスペイン観光協会(Turespaña)の協力の下、様々なイベントを開催してきました。例を挙げれば、毎年9月に世界中のスペイン語学校が参加するFEDELE年次会が開催されます。今年は第13回の年次会がカステジョン市で開催され、50以上の関係機関が参加しました。FEDELEが主催するイベントの他に、参加者は文化的プログラムやスペイン中の学校へ訪問する機会に恵まれます。さらに11月には、大学関係者による「スペイン語教育国際会議」が開かれ、今年は1812年のスペイン憲法発布200年記念を祝う趣旨で同会議がカディスで開催されます。

 FEDELEは、スペインの言語と文化の普及のため、各関係機関による協力やプロモーション、そして、スペインの中央政府、自治州や地域の政府機関による継続的な支援及び理解がFEDELEの今後の発展のために必要不可欠なものであると考えています。このように、FEDELEは、スペインへ語学留学する学生や社会人の皆さんがスペインで質の高いサービスを享受できるよう最大限のサポートを行なう主要機関なのです。

文 Ana Cózar 翻訳 入山慎一




写真:2012年FEDELE Annual meetingの模様