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Autor del artículo

Kaori Numayama
沼山 香織
ぬまやま かおり
東京の旅行会社に勤務後、2010年よりスペインバスク地方に在住。現在は、サンセバスチャンにあるスペイン語学校、Lacunza(ラクンサ)にて働く傍ら、バスクを中心に日本からの旅行者のアテンド・コ-ディネ-トを行っている。

サンセバスチャンのスペイン語学校
Lacunza ih SAN SEBASTIAN
www.lacunza.com
Email: info@lacunza.com

スペインバスク
サンセバスティアンでおいしい生活②

2013年02月

 ここサンセバスティアンを筆頭に、今やバスク地方は「美食の街」としてその名を知られてきている。実際、1㎡あたりのミシュラン星つきレストランの数は、パリに並び世界のトップだ。しかし、サンセバスティアンが美食の街として注目されている理由はそれだけではない。

 もうひとつの由縁。それはなんといってもこの街に根付くバル文化だろう。週末の夕方ともなると、サンセバスティアンの旧市街は、人々のエネルギーと、色鮮やかで個性的なピンチョスでうめつくされる。

 前回に引き続き、このサンセバスティアンの食文化の魅力に引き付けられ、こちらで料理修行中の埴岡さんのインタビューをお届けします。


Q. 現在はどんな生活を送っているのですか?
→ 現在も引き続き午前中はラクンサでスペイン語を勉強し、午後は地元のバルのキッチンで研修をさせてもらってる毎日です。休日は地元の友達や彼女と一緒にバル巡りをしていますね。

Q. バスク地方の食文化の何が好きですか?
→なんといっても、私はピンチョス文化が大好きですね。バルはいつでも人々の笑い声で溢れ返って、気の知れた仲間とおいしいピンチョスをつまむ、最高ですね。正直、自分は「ワインは飲む前に空気をいれなきゃいけない」とか大嫌いなんです。そんなのどうだっていいじゃないですか。(苦笑)
こちらのバルでは、洗い立てのまだ水が切れきれていないグラスにワインを注がれることだってあるし、ちょっとだけお皿が汚れてることだってある。(笑)
でもそんなのご愛嬌なんですよ。バスク人たちはおしゃべりに夢中で、そっちが楽しすぎて、そんなことをいちいち気にしている暇がない。そんな雰囲気で食べるピンチョスが大好きなんです。おいしければいい、楽しければいいんです。

Q. 日本の料理人として、バスクの料理の世界ではどのように見られていると思いますか?
→私のレストランのボスからは、「日本人はきっちりしているから大好きだ」と言われたことがあります。本当に普段は大雑把で楽しいことが大好きなこっちの人ですが、料理となると話は別。いかに無駄を省くか、いかにおいしく食べてもらえるか、それに対する情熱は日本もバスクも一緒ですね。でも、日本のように上下関係は厳しくないのが印象的でした。働くときは一生懸命集中して働く。それ以外は先輩も後輩も口笛ふいて、おしゃべりして楽しむ、それがバスク流のようです。

Q. 将来のプランは何ですか?
→スペインでもうしばらく修行をし、その後は日本のレストランでももう少し修行を積みたいですね。その後は、日本でこっちのバルのように開放的で気さくなスペインバルをオープンしたいです。

レポート 沼山香織


簡単に作れるおいしオシャレピンチョレシピ

材料
マッシュル-ム 1パック
にんにく 4片
玉ねぎ 中半個
小麦粉 中さじ1杯
白ワイン 半カップ
熱湯 半カップ
フランスパン
チキンス-プの素 1コ

作り方
①にんにくと玉ねぎをみじん切りにし、たっぷりめのオリ-ブオイルでしんなりするまでいためる。

②玉ねぎの色がかわったら、石つきを取り除いたマッシュルームを加えて20分ほど、マッシュル-ムにしっかり熱が加わるまでいためる。

③しっかりマッシュルームに火が通ったところで、小麦粉を入れて数分炒め、粉っぽさがなくなったところで、白ワイン、熱湯、チキンスープの素を入れて蓋をし、さらに20分から30分ほど火を通す。

④マッシュルームを鍋から取り出し、残りのスープをミキサ-にかけてなめらかにする。

⑤20cmほどの竹串に、マッシュルームを2個から3個刺す。事前に3cm程に切り、オーブンでカリっとするまで熱を通しておいたフランスパンに先ほどのマッシュルームを刺した竹串を刺す。

⑥最後に、上から先ほどのソ-スをたっぷりかけて完成!



埴岡さんお勧めのpintxosベスト3

1. BROCHETA DE GAMBAS (えびの串刺し)
Goiz Argi (Fermin Calbeton, 4 - San Sebastián)

2. HONGOS A LA PLANCHA(ポルチニ茸の鉄板焼き)
La Cepa (Calle 31 de Agosto 7 - San Sebastián)

3. TARTA DE QUESO(チ-ズケ-キ)
La Viña (Calle 31 de Agosto 3 - San Sebastián)

注意:上記情報は、2013年2月時点のもので変更する可能性があります。




埴岡龍顕
(はにおか たつあき)
2012年の5月からサンセバスティアンに留学中。現在、ラクンサでスペイン語を勉強しながら、地元のバスクバルのキッチンで料理の修行をしている。