【プラド美術館200周年】数量限定の公式記念コイン

銀貨と絵画作品(裸のマハ、王太子カルロス、受胎告知)

Copyright Prado Museum

公式記念コインの銀貨は3種。金貨と同様、全種共通の表面には200周年記念の詞「BICENTENARIO DEL PRADO」「MUSEO DEL PRADO 200 AÑOS」と、美術館中央の「ベラスケスの入口」に設置されている画家ディエゴ・ベラスケス像が刻まれています。実寸は36mm×36mmで、金貨よりもやや大きく、品位99.9%の純銀。銀貨は3種セット販売のみですが金貨よりもグッと安価な値段で購入でき、気軽に美しい記念品を楽しみたい方や、ギフトにもおすすめ。王立スペイン造幣局が誇る最先端技術デジタルカラープリントで再現された絵画を楽しむことができます。

 

1. 裸のマハ銀貨
Moneda de la Maja desnuda

18世紀の画家フランシスコ・デ・ゴヤの不朽の名作《裸のマハ》。プラド美術館といえばすぐにこの絵画を想起する人も多いことでしょう。同じモデルを起用した作品《着衣のマハ》と同じ部屋に並べて展示されています。ゴヤは美術館内でもっとも所蔵作品数が多い画家で、宮廷画家時代の王家の肖像画や、黒い絵のシリーズなど数多くの作品を館内で鑑賞できます。本作は19世紀初頭のスペイン首相マヌエル・デ・ゴドイがゴヤに制作依頼をした裸婦画とされ、モデルはゴドイの愛人ペピータと云われています。「マハ」は個人名ではなく「下町娘、小粋な娘」を意味する言葉。風俗画を多く描いたゴヤは、本作以外にも様々な下町の光景・人物たちを絵に残しました。

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2. 王太子カルロス銀貨
Moneda del príncipe Baltasar Carlos, a caballo

2018年の大型展覧会「プラド美術館展」(東京 / 神戸)でも大きな話題となったディエゴ・ベラスケスの傑作《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》。本展覧会の特集を組んだ『スペイン情報誌 acueducto』第32号でも表紙を飾り、大勢の人の注目を集めた作品です。稀代の美術品愛好家で、ベラスケスとも深い親愛で結ばれていた国王フェリペ4世が、後の世の繁栄と安寧の希望を込めて画家に描かせた幼い王太子の肖像。煌びやかな衣装に身を包み、幼くも威厳を示す王太子の肖像に、王国の発展を願った画家の想いが伝わってきます。展示場所を計算し尽くしてデフォルメされた馬の胴体や全体の色感も忠実に再現。王立美術館の200周年を祝うのにふさわしい作品と言えるでしょう。

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3. 受胎告知銀貨
Moneda de La anunciación

3枚目の銀貨で再現されているのは、エル・グレコの大作《受胎告知》(1597年-1600年)。高さ315 cm、幅174 cmの巨大作品です。マドリードのドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院の大祭壇画の一部として制作されました。原画は縦に長い構図ですが、コインでは人物と光の部分を中心に配置し、聖母マリアが天使ガブリエルに神の子の懐妊を告げられるその瞬間を映し出しています。信心深いエル・グレコは極めて独創的な宗教画を数多く生み出したスペイン絵画界最大の巨匠の1人。プラド美術館はもちろん、古都トレドはその作品を多く鑑賞できる場所として有名。持ち味の眩い光や強烈な色彩感覚も、デジタル技術でコインの中にリアルに再現されています。

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1.裸のマハ銀貨、2.王太子カルロス銀貨、3.受胎告知銀貨の3枚は、セットで購入できます。
純銀のキャンパスに色鮮やかに再現された絵画作品を、お手元でいつでも鑑賞できます。


【販売価格】

セット価格 49,680円(税込・限定1,100セット)

★購入特典:特製ケースと発行証明書、6枚のコインに描かれた作品の解説ブックレットが付録されています。

★販売窓口・取扱金融機関はコチラのページをご覧ください。

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