プエルタ・デル・ソル│PUERTA DEL SOL

 「太陽の門」という名前のこの広場はマドリードの中心的な存在で、市民や観光客でいつもにぎわっています。歴史的に重要な出来事の舞台にもなってきました。

 マドリードの中心であるプエルタ・デル・ソルですが、実はスペインの中心でもあります。スペイン各地に向かう国道の起点である0km地点を示すプレートがあるのです。旧郵便局(Casa de Correos)の前にあるこのプレートは、観光客の記念写真のスポットになっています。

 時計台のある旧郵便局には、現在ではマドリード自治州政府が置かれています。毎年、大晦日にはこの広場にたくさんの人が集まり、この時計台の鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べて新年を祝うのが恒例の行事になっています。この様子はテレビでも放送されます。

 広場の東側にはマドリードの紋章にもなっている「熊とヤマモモの木」(Oso y Madroño)の像があり、待ち合わせをする人でいっぱいです。広場の中央には、旧郵便局に向かい合うようにカルロス3世(Carlos III)の騎馬像があります。

 プエルタ・デル・ソルを起点にしてマドリードを観光するのもおすすめです。西方向に行けば、マヨール広場や王宮、大聖堂があり、東方向にはレティーロ公園やプラド美術館、ソフィア王妃芸術センターなどがあります。北側に行って、高級レストランやブランド店が並ぶグラン・ビア通りをぶらぶらするのもいいかもしれません。歩くのに疲れたら、バルやレストランがたくさんあるので一休みできます。

住所:PlazaPuerta del Sol, 28013
最寄り駅:地下鉄ソル駅Sol (L1, L2, L3)

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