2011年11月
複合リゾート施設としての志摩スペイン村は、テーマパーク「パルケエスパーニャ」、「ホテル志摩スペイン村」、天然温泉「ひまわりの湯」で構成されています。テーマパーク「パルケエスパーニャ」では代表的なスペインの街並みが数多く再現され、多くのスペイン人エンターテイナーによる華麗なショーを連日上演されています。南アンダルシア地方の街並みをイメージした「ホテル志摩スペイン村」では、地元の新鮮な魚介類を使ったスペイン料理をはじめ、数々のおもてなしが用意されています。天然温泉「ひまわりの湯」は海を眺めながら入浴できる露天風呂や大浴場、サウナなど、アルカリ性単純温泉の泉質が訪れる人を和ませています。
パレード「エスパーニャカーニバル」
パルケエスパーニャを紹介する時に、欠かせないのが本国でのオーディションを経て来日したスペイン人エンターテイナー達の繰り広げるエンターテイメントです。パレード「エスパーニャカーニバル」には数多くのスペイン人達が、あでやかな衣装を身にまとって登場します。バレンシアの火祭りに登場するファージャ人形をモチーフにしたフロート(山車(だし))の行進に合わせ、スペイン人達が陽気なダンスを踊っていきます。パレードは途中で観客を巻き込んで一緒に踊ったり、記念写真付きでパレードに参加することもできます。また、ナイター営業の実施されるゴールデンウィークや夏休みには、キラキラ輝くイルミネーションで装飾されたナイトパレードが行われ、夜空を華麗に彩る花火も楽しめます。
フラメンコショー 「 アル アンダルス」
スペインといえば忘れることのできないフラメンコ。パルケエスパーニャでも、スペイン人ダンサーによる情熱的なステージが展開されています。2011年は「アル アンダルス」を上演。アラブ・イスラム文化の影響を大きく受け「アル アンダルス」と呼ばれた中世スペイン。従来のフラメンコにアラブの香りがミックスされさらにエキゾチックに表現されます。「アル アンダルス」の上映は2012年1月29日まで。2012年3月17日から新しいフラメンコショーを上演すべく演出、振り付けなど新しい構成を検討しています。演出、振り付け、出演にいたるまですべてスペイン人によるフラメンコショー。日本国内でこれだけ多くのスペイン人ダンサーが出演するショーはこの志摩スペイン村にしか存在しません。本場スペインで踊りを習得したダンサー達、まさに本物を間近に感じられます。ショーの行われる「カルメンホール」には、日本とスペインの同時代の象徴的な絵画も陶板画で展示されています。1992年に開催されたセビリア万博の日本館に展示していたものがそのまま移されており、開演までの待ち時間に陶板画を鑑賞しながら日本とスペインの文化の比較をすることもおもしろいでしょう。