2012年02月
バール階にある専門店
いるだけでワクワクしてくる
ここ数年マドリッドの最新モード地区の1つBarrio de Justicia(バリオ・デ・フスティシア)のCHUECA(チュエカ)駅そばにあるMercado San Antón(サン・アントン市場)。ここは“市場”というカテゴリーを超えた食のコンプレックス施設といえよう。エスカレータを上がるとコケティッシュで色鮮やかな市場が迎えてくれる。生鮮食品、ハモン、パンやスイーツ、冷凍食品などのお店が立ち並び買い物客で賑わう。
2階はバール、3階はレストランとテラスがあり日夜問わず人々の口とお腹を満たしている。特にバール階は日本、ギリシャ、フランス等多国にわたる専門店が広がり、そこで好きな料理を注文し共通スペースにて飲食するシステムを取っているので退屈しない。同階には、展示ルームがありアートも満喫できる。レストランは、ゆったりと食事をしたい方向きで予約可能。テラスではマドリッドの太陽と空気を感じながらお茶やアルコールが楽しめる。この“市場”は最新の食はもちろん、ファッションもキャッチできるヴィヴィッドなモード好きにはたまらない場であることは間違いない。
そのゴージャスさに驚く市場階
【住所】C/Augusto Figueroa, 24, MADRID
【電話】 +34 913 30 07 30
【WEB】www.mercadosananton.com
市場 月-土 10:00 – 22:00 2階 月- 日 10:00 – 24:00
(展示ルームは月-木 11:00 – 21:00 金、土 11:00 – 23:00)
3階 日-木 11:00 – 23:00 金、土と祝日の前日 10:00 – 01:30
上記情報は、2012年1月時点のもので変更する可能性があります。
田中 富子 / Tomiko Tanaka
日本にてフォワーダー、米通信機会社勤務後、2001年よりセビーリャ在住。2006年個人自営業ビザ獲得。2008年アンダルシア州立ハエン大学にてバージン・オリーブオイル・テイスターにおける大学のエキスパートコースを修了し、オリーブオイル・エキスパートに。現在は、オリーブオイルコース、食品輸出入仲介業と執筆業を主に、通訳、翻訳等スペインと日本を橋渡し中。誠実、情熱、感動がモットーの熱い人間です。
www.creapasion.com