第12回 RESTAURANTE ORIZA(レスタウランテ・オリサ)
田中富子

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オープン時からたくさんの客が訪れるバールスペース

セビーリャ中心部、旧タバコ工場(現在セビージャ大学舎)前に位置するレスタウランテ・オリサは、老舗中の老舗といって間違いないであろう。オリサはセビーリャでバスク-アンダルシア料理が楽しめる実に贅沢な空間で、シェフはもちろんバスク人である。入り口を入ると明るいバールスペースが迎えてくれ、奥に進むと1929年の大邸宅の温室構造が残されているレストランがある。個室も複数あるのでパーティー開催も可能だ。鮮やかなその空間は料理のVanguardia(前衛)さにほどよくマッチし特別で唯一の雰囲気を創りだしている。気軽にタパスが楽しみたい方は、外のテラスもしくはバールスペースでどうぞ。旧タバコ工場と路面電車を眺めながら典型的なセビーリャを楽しむにはぴったりの場所だ。位置的に観光客も多いが、会食で利用している富裕層セビジャーノスも多い。街ではめったに目に留まらないスーツを着ているセビジャーノスをここでは見ることができる(笑)。ワイン種はボードに記載されているが、ボード下部の日替わりメニュー(昼部のみ)もお見逃しなく。専属パティシエがいるため手作りデザートにも期待が膨らむのは間違いない。ここはいつ訪れても客を優雅な気分にしてくれる店だ。

暑い夜も冷たいスチームで快適 !

タパス(ホワイトアスパラのムース、クルマエビのシートとトマトクリームソース添え)3.95ユーロ

タパス(串つきチェダーチーズと去勢雄牛のミニ・ハンバーガー)4ユーロ

【住所】Calle San Fernando, 41, SEVILLA
【電話】 +34 954 22 72 54
【WEB】www.restauranteoriza.com

注意:上記情報は、2015年8月時点のもので変更する可能性があります。



田中 富子 / Tomiko Tanaka

 

日本にてフォワーダー、米通信機会社勤務後、2001年よりセビーリャ在住。2006年個人自営業ビザ獲得。2008年アンダルシア州立ハエン大学にてバージン・オリーブオイル・テイスターにおける大学のエキスパートコースを修了し、オリーブオイル・エキスパートに。現在は、オリーブオイルコース、食品輸出入仲介業と執筆業を主に、通訳、翻訳等スペインと日本を橋渡し中。誠実、情熱、感動がモットーの熱い人間です。
www.creapasion.com

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