2019年10月
●お気に入りの場所
カタルーニャのコスタ・ブラバ地方:フランス国境近くの海岸地。アテンドでお客さんをここに連れて行くこともあります。
バルセロナ旧市街:バルセロナ自体、開放感があって独特のオーラがあります。旧市街の雰囲気や新市街の街並みも好き。ここは地中海の開かれた文化とカタルーニャの中世的、閉ざされた内陸の文化が共存していて、とても面白い街です。
●スペイン語の学習歴
[日本]
京都外国語大学スペイン語学科
[スペイン]
バルセロナ自治大学
大学受験時代からすでにスペイン語の勉強の仕方を自分で確立していました。留学の派遣試験を受ける時は、オーディオルームで毎日スペイン国営放送Telediarioのリスニング、ウィスパリングを続けました。資格は、スペインに行くまでに西検3級を取って、大学卒業後にすぐスペイン語検定2級(2003年)を取り、2回目の留学から帰国してから1~2年後にDELE C2を取得しました。スペインでは『El Mundo』などのスペイン語の新聞全面に毎日目を通しました。単語帳を作るというより、とにかくインプットの量をこなしていき、何度も出てくる単語や表現を覚えるようにしていました。現在、辞書は学生時代から持っている和西辞書やRAEを使っています。
●スペイン語のブレイクスルー
大学生の頃から今まで何度もブレイクスルーしたと感じた瞬間はあったと思います。ただ語学は生き物で、日々努力しないと忘れるので、ブレイクスルーしたと思っても、またレベルが落ちたり上がったりの繰り返しです。
●スペイン人の横顔
──スペイン人も非を認めたら謝る──
「スペイン人は謝らない」と思い込んでいる人がいたら、それは違います。仕事のできる人、賢い人ほど自分の悪い点を理解してしっかり謝ります。逆に「日本人は謝りすぎ」という話は周りで聞いたことがないので、そう思うのは日本人の自虐かもしれません。
●仕事スタイル、ココが違う!
日本人は仕事上で持続的な質の向上を目指しますが、スペインでは、人によると思いますが、その場で仕事が終わったらそれで完結して、その後の売上アップや質の向上を考えないことが多いです。先輩・後輩など日本のような上下関係はなく、仕事仲間なら友達口調で接し、フラットな関係を築くことができます。