2019年10月
●お気に入りの場所
レティーロ公園:緑の中の大きな公園は、子供のいる身としてありがたいです。
Lavapie地区:アフリカや中東の人たちの多い地域です。さまざまな人種が集まっているので、外国に来たような雰囲気があります。
●スペイン語の学習歴
[日本]
独学
[スペイン]
大学(バルセロナ外国人コース、コンプルテンセ外国人コース)、私立の語学学校
短大時代は少し文法書を読んだ程度で、ほぼ何も知らない状態でスペインへ。最初はスペイン人が何を話しているのかわからず、とにかく辞書を読み漁りました。最初に通った大学付属コースは日本で情報収集して見つけ、その後、現地で紹介してもらった私立の語学学校へ。2007年に再び来た時は、学生ビザの関係で語学学校に行く必要があったのでビザの取りやすかった別の学校で勉強しました。
スペインのTV番組は、1ch 20:30の「Aqui la Tierra」を家族で毎日見ています。ニュース番組ですがスペイン各地の食文化を紹介しているのでまさに自分にぴったり。
●スペイン語のブレイクスルー
結婚してからますます必然的に使わなければいけない言語になって、始めは親戚の人でも言っていることがわからなくて、その場にいるのも嫌になることもありましたがヒアリング力はこの時に鍛えられました。そしてまた壁にぶつかっての繰り返し。話す時に優しい単語を選んでくれる人、ネイティブの感覚で話しかけてくる人、後者だとやはり難しいな、と感じます。
●スペイン人の横顔
──食への飽くなき探究心──
スペインでは街中のおじさん同士でも、何を熱心に話しているんだろうと耳を傾けると、だいたい皆食べることの話ばかりしています。スペインは国内自給率90%以上と云われ、安くて良質な国産の野菜、魚介やお肉を入手できます。
●仕事スタイル、ココが違う!
私自身がスペインの一般企業に勤めていないので、他人(夫や友人)からの情報ですが、スペインの企業では、目標を共有して足並みを揃えることがありません。男性も女性も自分のポジションを守るために個人主義です。日本と違って仕事の引き継ぎもほぼありません。
【三浦深雪プロフィール】 マドリード、サン・セバスティアン、フィレンツェにて料理を 学ぶ。休暇があればスペイン・ポルトガル各地に旅行し現地の 味を探求している。スペイングルメの記事の執筆、きき酒師。 マドリードにてスペイン料理教室主宰。 ameblo.jp/spainfoodmarket