2019年10月
●お気に入りの場所
サッカーグラウンド:自分のクラブ、お世話になったクラブ、プロ・街を問わず、スペイン各地のさまざまな試合を観ています。
サン・セバスティアン:仕事柄よく行く場所。
マヨルカ島:2〜3回行ってとても楽しかった場所。ゆっくり過ごせます。
●スペイン語の学習歴
[日本]
一切なし
[スペイン]
私立の語学学校
5年間通って、A1クラスからC2クラスまでレベルアップ。学校の外ではNHKのスペイン語ポッドキャストを毎日聴いていました。またアシスタントコーチとしてグラウンドに立って、他の指導者の話を聞きながら出てきた表現をメモして後で意味を聞くなど、現場でもスペイン語力を鍛えていきました。
●スペイン語のブレイクスルー
滞在3年目で初めて第一監督になって指導するタイミングの時。自分が指示を出さないとチームが壊れてしまうので、とにかくずっと喋っていました。あまり自分で言葉が間違っているかとか気にする暇もなく、その場で伝えなければいけないことをひたすら言い、チームの皆も意図を汲み取ってくれていたと思います。
●スペイン人の横顔
──相手の心の機微を察するのがうまい──
そう感じる場面がよくあります。たとえば試合で負けた時、仕事がうまくいっていない時、辛いことがあった時にハグをしてくれて、大丈夫だよと励ましてくれます。指導しているクラブの子供たちでさえ、こちらが落ち込んでいると「何かあったの」と声をかけてくれます。
●仕事スタイル、ココが違う!
日本人に仕事を依頼するのと同じ感覚でスペイン人にすると〆切を守らなかったり、書類に不備があったりといったことが頻繁に起こります。だから明日が〆切の書類は「今日中に」1週間後は「明日までに」と前倒しで依頼します。署名や住所の間違いも日常茶飯事なので提出された書類には必ず目を通さないといけません。逆に、日本人の時間や書類作成の正確性は素晴らしいです。
【尾崎剛士プロフィール】 サッカー選手、指導者の留学、チーム、グループ遠征、現地の指導者だからできるコーディネイトがあります。スペインと日本を同時に指導しているから、プロクラブで仕事をしているからわかること、お互いのよさを引き出す方法を余すことなくお伝えします。日本での講演会、クリニックも随時募集しております。
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