スペイン菓子工房「ドゥルセ・ミーナ」の藤本恭子さんにお越しいただきました!
2018年08月28日
本日は茨城県にあるスペイン菓子工房「ドゥルセ・ミーナ」の店主、藤本恭子さんがいらっしゃいました! 「ドゥルセ・ミーナ」は日本で数少ないスペイン菓子の専門店。国内でスペインの伝統菓子を食べたい、知りたいなら、ココ! と胸を張ってオススメできるお店です。スペインの代表的なお菓子ポルボロンをはじめ、さまざまな伝統菓子を無添加で作られています。季節限定商品もありますので、その時期ごとに、スペイン菓子を楽しめるのも良いですね。お店のサイトに掲載されているお菓子の紹介ページも豊富なラインナップで飽きません。工房は茨城県にありますが、注文は通販からも可能。気になるスペイン菓子があればぜひチェックして見てください:公式サイト
実は藤本さんには過去に、ADELANTEが主催したスペインフェアにもご参加いただき、そこでもスペイン菓子をご提供いただきました。その時、藤本さんの作ったポルボロンを食べたとあるスペイン人の先生から「とても美味しい! 絶対に売れるよ!」と声をかけてもらい、それがお店を立ち上げる後押しにもなったとのこと。そして今では国内のスペイン菓子の代表店となっています! 2014年の『acueducto』vol.16の特集「スペインのクリスマス菓子」でも、スペインでお菓子修行をされた藤本さんの記事を掲載しています。この記事では、良く知られているフランス菓子ではないスペイン菓子の魅力に気付いた時のことをこう振り返っています:「ポピュラーなフランス菓子ではなく、なぜスペインを選んでお菓子を作っているのかということを不思議に思われることも多いようです。スペインに行った際に、今までに食べたことのなかったお菓子を食べて、おいしさに衝撃を受け、自分でも作りたいと思ったことがきっかけです。また、実際にスペインで修行した際、地方ごとに大きな違いがあり、非常に興味深かったので、是非日本にも紹介したいと思いました」
ちょっとしたお茶会やお祝いにぴったりなお菓子もたくさん。『acueducto』編集部一同も、毎年クリスマスはここでロスコンを買ってお祝いしています。本国のロスコンを食べ慣れているネイティブたちも美味しい! と絶賛。
毎年いただくロスコン・デ・レジェス♪
そして今日は、お土産にトレドの伝統菓子「マルケシータ」をいただきました。早速いただきましたがふんわりとした食感で柔らかく、アーモンドの香りが良く効いていて、とても美味しかったです! 懐かしいスペインの味がしました。
マルケシータのお話
マルケシータ(Marquesita)は、女侯爵または侯爵夫人を表すマルケッサ(Marquesa)と、小さな、という意味のシータ(-sita)を組み合わせて名づけられたお菓子です。20世紀前半にスペイン中央部トレド県のソンセカという町で菓子職人が作ったとされ、その美味しさと繊細さで有名になりました。当時は高価なお菓子だったため、主に貴族の婦人方に食されこの名前になったそうです。現在では修道院でも製造販売されており、手折りの四角い型で生地を焼いているお店もあります。(Dulce Mina 公式サイトより)
スペインの伝統と美味しさを伝える「ドゥルセ・ミーナ」のお菓子、皆さんもぜひぜひ、ご賞味ください♪
Dulce Mina
〒302-0131 茨城県守谷市ひがし野3-11-2
www.dulcemina.jp