acueducto 第35号を刊行しました

お知らせ

 

本日、『acueducto』第35号を発行いたしました! 青空と白い風車が目印。今の季節にぴったりの秋らしい爽やかな表紙となりました。冒頭の特集記事「風車の町、コンスエグラ」では、マドリードからバスでおよそ2時間半南下した地点にあるラ・マンチャの町コンスエグラを取り上げています。寄稿者は、この地域に長く暮らし、かつてコンスエグラ観光局にも勤めていた森本晃生さん。この町にまつわる歴史やお祭り、風車やお城などのモニュメントについて、魅力たっぷりにご紹介いただいています。

ラ・マンチャの典型的な建物である白い風車や、その風車に隣接する古城の内部設備・機能について詳細に解説いただいていますので、歴史に興味のある方、ぜひご一読を。特に、重厚なコンスエグラ城の解説文は必読です。レコンキスタの時代、イスラム教国とキリスト教国側との間で領地の支配を巡って争いが繰り返され、12世紀後半にカスティーリャ王国が奪還したのを最後に、この地域はキリスト教国側の支配圏として落ち着きました。後に聖ヨハネ騎士団がこの城を本部と定め、さらに後世の17世紀、フェリペIV世の私生児ファン・デ・アウストリアもこの騎士団の修道院長に就任しています。詳しくは、記事本文でお確かめください!

その他、今号では日本サルスエラ協会の桜田ゆみさんによるスペイン生粋の舞台芸術「サルスエラ」のご紹介や、新しく始まったコーナー、渡辺万里先生のスペイン料理レシピ「オリーブオイル1本あれば!」など、興味深い記事が盛りだくさんです! スペイン語レッスン記事も充実していますので、秋の夜長、読書のおともに、勉強のおともに、『acueducto』をぜひご活用くださいませ。

定期配送をお申込みいただいた方へは、近日、お手元へお届けいたします。

 

 

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