「イラスト慣用表現」vol.2の同義語・類語

スペイン語

スペイン語の面白い表現と出会える「イラスト解説 スペイン語 慣用表現」。acueductoで連載中のレッスン記事の1つです。日常会話で知っておくと有益な言葉がたくさんありますので、ぜひご覧ください。ここでは、前回ご紹介したvol.1(PDF)の同義語・類語に引き続き、vol.2(PDF)の同義語・類語もご紹介。vol.2のテーマは、学校の優等生と勉強が苦手な子の対比でした。おさらいも兼ねて見ていきましょう。バモスアエストゥディアール!アニモ!

 

Saber el temario de pe a pa
(出題された問題を全問正解する)

De principió a fin = 最初から終わりまで

De la A a la Z = AからZまで(意味は同上)

De alfa a omega = αからωまで(意味は同上)

Sabérselo al dedillo = 隅から隅まで知っている

Sin fisuras = 漏れなく(fisura は亀裂、ヒビ)

saber al dedillo(完璧に知っている)は1セットで覚えましょう。
dedilloは、この使い方しかしない語です

 

Tirar de bola de cristal
(水晶玉占いをする→答えを占いや神託に頼る)

Dejar volar la imaginación = 妄想する、想像が翼を広げる

Hacer de profeta = 預言者ごっこをする

Ser el oráculo = (それは)神託である

 Ser adivino = 予言者である

子供時代、答えの神託を受け取る神秘的なクラスメイトはいましたか?

 

Separar el grano de la paja
(籾殻から小麦を取り分ける→価値のあるものを見極める)

Separar la grasa del músculo= 筋肉から脂肪を取り分ける

Dejarse de zarandajas = つまらないことをやめる

価値あるものを見極める能力は、とても重要ですね

 

Mirar el dedo y no la luna
(月を指せば指を認む→本質を見ない、誤った分析をする)

Tener mentalidad sanchopancesca = サンチョ・パンサみたいな考え方をする(現実的なものにこだわり本質を見失う)

Olvidar que no mata la bala sino la velocidad = 拳銃は、弾丸そのものが人を殺すのではなく、速度が人を殺すということを忘れる

sanchopancesco / sanchopancesca で「サンチョ・パンサっぽい」!使う場面あるかな?

 

Hincar los codos
(肘を釘付けにする→長時間机に座って猛勉強する)

Estudiar de firme = 熱心に勉強する(de firme はしっかり、一生懸命)

Quemarse las cejas (o las pestañas) = 眉毛(または睫毛)を焦がすほど勉強する

Estudiar en serio = 真剣に勉強する

勉強すると眉毛を焦がすのはなぜ? 昔は、蝋燭の火を明かりに使っていたからです

 

Estar pegado a la caja tonta
(バカ箱(=テレビ)に張り付いている)

Dedicarse a ver la caja boba = 間抜け箱(=テレビ)を見るのに専念する

No separarse del plasma = プラズマ(=テレビ)から離れない

caja tonta だの、 caja boba だの、酷い言われ様のテレビ

 

Aunque caigan chuzos de punta
(たとえ雨が降っても槍が降っても)

Aunque llueva, nieve o truene = 雨が降っても雪が降っても雷が鳴っても

アメニモマケズ、カゼニモマケズ…

 

Hacer novillos
(ズル休みをする、学校をサボる)

Hacer pira =授業をサボる

Hacer campanas =授業をサボる

Capear clases = 授業をサボる

レパートリー豊富ですが、地域・世代によってよく使う表現は異なります

 

最後の学校のズル休み表現で出てくる「novillos」「capear」は闘牛用語ですが、どちらかというとマドリードなど、カスティーリャ伝統色の濃い地域で使うようです。闘牛はマドリードを中心に発展した伝統芸能ですので、カスティーリャの外の地方のスペイン人がこうした表現を聞くと、いかにもカステリャーノ!な響きがあるようですね。バルセロナでは学校をサボる表現でよく聞くのは「hacer campanas」だそう。

というわけで、同じことでもさまざまな単語を使って表現することができます。なかでも「肘を釘付けにする」「眉毛を焦がす」「バカ箱に張り付く」など物理的な表現は面白いですね〜。「肘を釘付けにする」、日本語だと「本の虫」あたりが妥当でしょうか。

¡Seguimos estudiando español hasta que nos quememos las cejas!

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