特集

ESPECIAL


acueducto 28 特集「Making Gaudi「つくるガウディ」を見に行く」

撮影:梶原 敏英

心と体で感じる ガウディの世界へ

19世紀から20世紀初頭にスペインで活躍した建築家アントニオ・ガウディ(カタルーニャ語:Antoni Plàcid Guillem Gaudí/1852-1926年)。「デザイン」や「建築」という言葉だけでは語り尽くすことのできない独創的な形と、100年以上に及びいまもなおつくられ続けているサグラダ・ファミリアの存在は、芸術家の創造への意欲を誘発し、立場を問わず世界の多くの人たちの心をゆさぶり続けています。ガウディ建築は、石やタイルなど素材の使い方や工法の細部を見ていくと、構想や設計図面をただ忠実に再現したものではなく、現場の職人たちに任せたり、おそらく彼らとの対話によってできたと思われる部分を感じとることができます。本展「つくるガウディ」の舞台となるのは、愛知県常滑市の株式会社LIXILが運営する文化施設、INAXライブミュージアム。土と水と火が出会い、ものづくりの心を伝えてきたこのミュージアムは、2016年で10周年を迎えました。本展では、ガウディ建築を人の手で「つくる」視点から紐解くとともに、建築家と職人が、土やタイルなど伝統素材の表現の可能性を公開制作によるライブで探っていきます。


acueducto 26 特集「スペイン 21世紀ワイナリー巡り」

19世紀末から20世紀にかけバルセロナを中心に奇抜な建築物を生み出したスペインに、最近21世紀建築とも呼べるユニークな建築群があらわれた。舞台はスペイン全土に広がるブドウの生産地。建築群は、世界中の気鋭の建築家が競うようにつくりあげた芸術性と機能美にみちたワイナリーだ。


acueducto 25 特集「欧州文化首都選出に沸き立つ町、サン・セバスティアン」

SAN SEBASTIÁN CAPITAL EUROPEA DE LA CULTURA 2016

 フランス国境近くに位置し、バスク地方独自の文化が息づく街サン・セバスティアン。「美食の都」や「避暑地」としても有名で、スペイン最大の国際映画祭の開催地でもあります。2016年には欧州文化首都に選出され、盛大なセレモニーが執り行われました。


acueducto 24 特集「オリーブジュースの魅力を探る」

オリーブオイル生産世界一の国スペイン。その生産量は、世界の約45%を占め、絶対的な地位を誇っている。アンダルシア州ハエン、コルドバ、グラナダ、マラガ、セビージャ県には幾重にも続くオリーブの大海原が広がり、そこに存在するオリーブ1 1 本は、何百年、何千年もの間、人々の生活と共に生きてきた歴史の証人だ。ここ数年、その景観をユネスコの文化的景観遺産として登録する動きが出てきており期待されているが、グローバリゼーションをはじめとする時代や生活の変化により、代々受け継がれてきたオリーブ畑の維持が困難な農家も増えてきている。それらへの対策が急がれる中、厳しい状況が生み出したプラス影響も出てきた。品質を追求し日々よい製品を頑張って作ろうと試行錯誤する生産者が急激に増加していることである。今まで生産量に注力していたスペインのオリーブオイル生産者は、品質にフォーカスし、そのアクセルを今思いっきり踏み始めたというところであろうか。その証拠にワールド・ベスト・オリーブオイル・ランキングという世界的に顕著なコンテストをポイント付けして総合評価しているサイトでは、スペイン勢が上位20位中10以上を占めている。一方、長寿の秘訣とされる地中海ダイエットにおいてオリーブオイルはその中心的存在であり、健康との関係が人々によって注目され始めた。人体はその機能故、油の摂取は必須だ。それでは、どの油を選ぶかということになってくるが、それは、オレイン酸、ポリフェノール、ビタミンE を豊富に含んでいるオリーブオイル以外にはあり得ないではなかろうか。それでは、これからそのオリーブオイルの世界に入って行こう。

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