4月20日、ADELANTE神戸校で下山静香さんの音楽レクチャー開催

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2019年4月20日(土)10:30〜12:30、スペイン語教室ADELANTE神戸校で、『acueducto』でも「音楽の時間」を連載中のスペイン音楽の専門家・ピアニストの下山静香さんのレクチャー「魅惑のキューバ」が開催されました!

左から、ADELANTEの池本、下山静香さん、イベント主宰の郵船トラベルの石間さん

スペインの弦楽器と、アフリカの打楽器が融合して発展したキューバ音楽。特にアフリカ由来の打楽器の使用をスペイン人支配層が認めていたことが、その後のこの国の音楽発展に深く影響することになりました。下山さんは、キューバの歴史とともに、その音楽のルーツ・各形式について詳しく紹介。サパテオ、グアヒーラ、トローバ、ハバネラ、ルンバ、マンボ etc…、スペイン系の影響も受けながら、キューバは非常に豊かな音楽文化を育みました。特に「ハバネラ」については『acueducto』の連載でも掘り下げて解説いただいています。そしてキューバ音楽にとって重要なクラシックの代表的作曲家の紹介など、2時間で盛りだくさんの内容でした。特に中南米音楽が好きな人やキューバの歴史に興味のある人にとってはとても有意義なイベントになったと思います。普段スペイン語を学んでいるADELANTEの生徒さんも参加されました♪

また講演の後、郵船トラベルの方から秋のキューバツアーについて案内がありました。2019年11月18日〜25日の日程で「ピアニスト 下山静香と行く キューバ ハバナ&サンティアゴ・デ・キューバ 8日間」が決行予定です。下山さんの現地でのピアノ音楽ライブを楽しみながら、一緒にキューバのハバナとサンティアゴ・デ・キューバをまわる旅です!

2015年にアメリカと国交を回復して以降、キューバは行けるなら早く行っておいた方がいい! とは良く言われますね。これからどんどんアメリカ資本の会社や店舗などが入ってきて、街並みも大きく変わっていくことが予想されます。

ところで下山静香さんは、2017年に自伝のエッセイ『裸足のピアニスト』も出版されています。
ご自身のスペイン音楽の修行経験とともに、スペインの作曲家やピアニスト、楽曲についても詳しく解説。
こちらもチェックです♪ 川成洋先生に書評を寄せていただいています。

『裸足のピアニスト』

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